看護師が公務員として働くために知っておきたい10個のコト【これさえ読めば全部解決】

この記事を読み始める前に

公務員ってどんなイメージがありますか?

安定している」「退職金が多そう」「休みがしっかり取れそう」「残業・夜勤がない」などなど…

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すごくうらやましい !

 看護師のアイコン画像 看護師

でも、公務員と看護師って別の仕事でしょ?看護師から公務員になるのって難しいんじゃない?また死ぬほど勉強して試験を受けるなんてちょっと無理…。

実は看護師は公務員になりやすい職業の一つなんです。

この記事では、公務員として働きたい看護師さんに向けた『公務員看護師』にまつわるあれこれを紹介していきます。

こんな人に読んで欲しい
  • 公務員として働く看護師の仕事に興味がある人
  • 病院勤務がつらくなってきた
  • 将来を考えて長く働ける職場を探している

これから結婚などを考えている家事・育児と仕事を両立したい今の職場と違う世界を見てみたいというあなた、ぜひ参考にしてください。

それでは見ていきましょう!

目次

民間病院の看護師と公務員看護師の違い

民間で働く事と公務員として働く事は性質が異なるものです。大きな違いは以下の3つ。

  • 目的 
  • 給与 
  • 労働環境

民間企業と公務員の目的の違い

民間は企業として利益を得るために活動している団体を指し、病院も公的機関でない場合は利益を得るために経営しています。

公務員は国家に従事する職業なので営利を目的とするのではなく国や都道府県に密着した国民、市民への奉仕をすることが目的とされます。

民間営利活動を目的とする。

公務員社会への奉仕を目的とする。

給料は絶対安定

働いたことで得ることのできる報酬に対しても違いはあります。民間は、業績により得た報酬から社員への賃金が支払われます。よって、ボーナスも企業の業績に応じて変化します。昇給に関しては個人の能力によって査定された上で給与が支給されます。

一方、公務員は営利目的ではないので公務員の給与は国民からの税金で支払われています。業績などによって良くも悪くも変化することはありませんが、俸給表に応じて安定した給与が勤続する限り支払われます。

民間→企業が得た利益が給料に。業績や個人の実力によって変わる

公務員→税金から給与が支払われる。安定した年功序列の昇給

公務員看護師の労働環境は負担減

民間企業は、営利目的なので人件費の観点から人員にあまり余裕をもたせていません。その結果、有給休暇が取りづらかったり1人当たりの仕事量が多い事ために残業につながります。

公務員は民間の手本になるよう福利厚生や有休休暇の取得をすすめ、定時に帰るよう取り組みがなされているので労働環境は比較的良いと言えるでしょう。また、十分な人員を一括採用で採用する上に途中退職者が少ないことも影響を与えています。

民間→人員が潤っているところは少ない。休暇が取りづらい

公務員→企業の手本となるような取り組み。必要な人員が配置されているため個人の負担が少ない

看護師は公務員試験を受ける必要なし

一般的に公務員になるには公務員試験に合格しなければいけません。

例えば、専門職以外の人が公務員になるには公務員試験で

  1. 教養択一試験
  2. 専門択一試験
  3. 論文試験
  4. 面接試験

を課されるのが一般的です。これがなかなかの難関で公務員試験を受けるための学校のコースがあるほどです。

しかし看護師の場合は違います。看護師が公務員になるには公的機関の採用試験に受かれば働くことができるんです。この採用試験の内容は小論文と面接が主な内容になります。一部では筆記試験や適性検査がある場合もある。

採用試験では応募する公的機関の特徴や公務員としてのあり方をふまえた内容が必要になります。事前にしっかりと情報収集をして特徴や仕事内容を把握し、試験に備えた対策が必要になります。

公務員として働く看護師の種類

公務員の種類には国家公務員地方公務員があります。

国家公務員としての看護師

国家公務員として働く看護師は国の機関である官公庁に採用されます。日本の全国民に関わる機関での勤務になり、主に政策や法律に関わる仕事をします。

国家公務員として働ける職場・職業

  • 国立ハンセン病療養所(厚生労働省)
  • 宮内庁病院(宮内庁)
  • 自衛隊(防衛省)
  • 看護技官(厚生労働省)
  • 検疫官(厚生労働省)
  • 刑務所看護師/法務技官看護師(法務省)

国立病院は国立病院機構によって運営されているため独立行政法人です。待遇は公務員並みですが国家公務員ではありません。(準公務員ともいう)

国家公務員看護師の給与は医療職俸給表に応じて支給されます。

地方公務員としての看護師

地方公務員は市町村の自治体などに採用され地方行政に関わる仕事を行います。国より規模は小さく地域の住民密着した医療や教育に関わるサービスなどを提供します。

地方公務員として働ける職場・職業

  • 公立病院(都道府県立、市町村立)
  • 保健所や保健センター
  • 公立の教育機関(保育園、小中高校、大学など)

地方公務員の給与形態は国家公務員の俸給表を元にしています。給与自体を比較すれば国家公務員の方が給与が高い傾向にありますがどちらも勤務年数によって昇級することに変わりはありません。

個人的には保健室で働ける養護教諭がオススメ。安定した時間で夜勤も無く、平均年収は看護師と比べて150万円程高くなっています。

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看護師が公務員として働くことのメリット

もし、あなたが今の職場での給料・環境に悩んでいるなら公務員看護師になることは大きなメリットであるといえます。

民間の病院での勤務は3Kと言われ、離職率が高いのが事実です。しかし看護師が公務員として働く場合はその環境は大きく変わることになります。

看護師が公務員として働くメリットは大きく分けて下記の5つです。

  1. 給与
  2. 退職金
  3. 残業時間
  4. 休日
  5. 各種手当

①給与

初任給の手取りは低いけど確実に昇給する!

一般の看護師新卒の手取りは約21万円くらいですが公務員看護師の初任給は16万円程度で一般的な病院で働く看護師より低くなっています。

昇給スピードは早いとはいえませんが、勤続年数が上がるごとに昇給し10年目看護師の平均年収490万円を超えて10年目の公務員看護師の年収は平均505万円にもなります。

自衛隊看護師は給料も良い上に学費・生活費全てタダで看護師の資格を取れちゃいます。

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②退職金

夢のある退職金制度

一般的に看護師は勤続年数3年以上でないと退職金は支給されません

看護師の退職金が計算される方法は働いている病院や企業によって違いますが以下の方法で算出されることが多いようです。

退職金算出方法
  • 就業規則で定められた金額 ✖️ 勤続年数 もしくは、
  • 退職日の基本給 ✖️ 勤続年数

平均的な看護師の退職金は勤続年数10年で250〜300万円、20年で450〜600万円となっています。

公務員看護師の退職金は、勤続年数によって異なり以下のように計算されます。

国家公務員の退職金の計算方法

退職金=退職日の俸給月給 ✖️ 退職理由別・勤続年数別支給率+調整額

地方公務員の退職金の計算方法

退職金=基本給+調整額

基本給=退職日給与月額 ✖️ 退職理由別・勤続年数支給率

退職理由別勤続年数支給率は勤続年数によって決められており、以下の支給率の割合がそれぞれ適応されます。

勤続年数自己都合定年・勧奨整理退職
1年0.50.81.25
5年2.54.26.27
10年 5.08.312.55
15年10.3716.2119.46
20年19.6624.5826.4
25年28.0333.2733.27
30年34.7340.840.8

国家公務員退職手当支給率早見表(平成30年1月1日)より

相場をいうと国家公務員の勤続10年の自己都合での退職金は270万円、勤続年数20年の場合には跳ね上がって913万円という統計が出ています。

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30年勤続して定年したら約2000万円もらえるらしいっす。

長く働くなら夜勤も無くて看護業務もない看護技官は外せません。

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③残業時間

圧倒的ホワイト!

ある調査によると、看護師の月の時間外労働が10時間以下である看護師は34.1%だそうなんです。1日30分以下の残業。。。。

ちょっと疑っちゃいますよね。どんだけホワイトな病院の人が回答したの。もしくは残業と認められたところだけしか計算してないんじゃ。。。。

とにかく、看護師は勤務時間より前に来て情報収集し、終わっていない同僚や後輩がいればお手伝いという名のサービス残業。委員会や勉強会で休日出勤当たり前ですよね。

公務員については2019年に人事院が公務員の残業についての改正を行ったことによって上限が月45時間までとガイドラインに記載されました。

 看護師のアイコン画像 看護師

1日2時間まで残業okってことじゃん!

これはあくまでも上限です。働き方改革に取り組んでいる国が積極的に労働環境の改善に取り組まなければ他の企業が守るわけないですよね。というわけで民間に比べて残業時間は少なくなります。

一般刑務所で働く看護師は残業・夜勤無いので激務を避けたいあなたにピッタリです。

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④休暇の取得

ライフワークバランスが充実できる!

看護師は女性が多い職場なので他の一般企業に比べると産休や育休を取りやすいと言えます。しかし、病棟の人手不足により有給に関しては知らないうちに普通の休暇が有給として消化されていた、なんてこともあります。

公務員は民間企業や国民の手本となる存在であるために介護や子育てに対する休暇を取得することが推奨されます。さらに、公務員は1年目から20日の有給休暇を取得することが可能です。

2020年の公務員の年間休日については128〜130日あり(看護師の年間休日は平均110日)有給を全部消化したら150日休むことができちゃうんです。しっかりと仕事をして休みの日は休むってことでワークライフバランスが保てますね。

休暇制度には年次有給休暇、病気休暇、介護休暇、特別休暇があります。その中でも公務員の特別休暇には出産・育児・看護・慶弔などに関わる休暇が取りやすいです。

⑤各種手当

使い切れないほどの豊富な手当

福利厚生に含まれる休暇は前述した通りですが手当てとして給与に加算される手当金も様々な種類があります。企業や病院によっては幅広い状況をカバーできる福利厚生がないところは多いのが現状です。

公務員の各種手当は大きく分けて5つの諸手当の種類があります。

  • 生活補助的手当
  • 地域給的手当
  • 職務の特殊性に応じた手当、人事評価の結果に基づく
  • 時間外手当
  • 勤勉手当

例えば生活補助的手当に相当する手当は、配偶者や子どもがいる職員に支給される『扶養手当』、賃貸住居に居住する職員に支給される『住居手当』、通勤のために交通機関等を使用する人に支給される『通勤手当』、移動に伴い配偶者と別居する職員に支給される『単身赴任手当』が該当します。

このように福利厚生が充実していることが公務員として長く安定して働ける要因ですね。

看護師が公務員として働くことのデメリット

これは公務員として働く際に共通して考えられるデメリットになります。

  1. 副業禁止
  2. 失業手当がない
  3. 倍率が高い
  4. 転勤がある

①副業禁止

公務員は法律によって副業が禁止されているのでアルバイトなどはできません。途中で気が変わって違う仕事をしてみたいなーなんていうのは違法になるので気を付けなければいけません。

②失業手当がない

公務員というのは終身雇用なので途中で止めることを前提としていません。さらに企業と違い倒産することがないので雇用保険に加入することができません。なので辞めると保証がもらえないということは覚えておきましょう。

③倍率が高い

辞める人も少ない上に人気の高い職業である公務員はなかなか求人が出ません。求人が出たとしても応募が殺到するため競争率は高くなり採用されるのは狭き門といえるでしょう。

④転勤がある

国や都道府県などの職員になるので国家公務員は全国で、地方公務員は採用された地域内で転勤することは避けられません

公の職である公務員は保証されている分、民間企業と比べると自由度は下がります

公務員になりたいなら

募集のタイミンングを逃さない

一般の企業や病院と違って公的機関の採用は毎年1回、3〜6月に一括採用で次年度4月からの入職者の募集がかかることが多くなります。自分が働きたい機関の採用ページはこまめにチェックすることが必要ですね。

採用試験の対策は必要

一般的な採用試験とは異なり応募する機関の特徴を十分に理解する必要があります。しかし周りに公務員としての採用試験を受けたことがある人が多くないというのが問題点になります。

在職しながらの転職活動をと採用試験対策を自分で行うには努力が必要です。

転職のプロを活用

看護師専用の転職アドバイザーは豊富な知識や情報を持っており効率よく転職活動を進めることができます。また希望する機関の小論文や面接の対策もサポートしてくれます。

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簡単な登録をすれば相談だけ受けることも可能なので利用しないともったいないです。

最後に:看護師は公務員になる事で負担が減る

  • 今の環境をもっと楽にしたい
  • 夜勤、残業もあるのに民間で働く看護師と公務員看護師の給料同じくらい
  • 自分の時間も全然無いしこのまま仕事ばっかりは嫌だな

というあなた。

公務員に転職することで今までの経験を活かしながらさらに余裕のある生活が手に入ります。

転職はめんどくさいと思うのは簡単ですが、自分から動かないと貴重な時間を無駄にして自分を売り込むチャンスを逃してしまいますよ。

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