看護師が辛いなら無理して続ける必要はない【看護師だからできること】

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看護師として頑張っているけど、体力的にも精神的にも辛くなってきた…このまま続けていくしかないのかな?

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看護師が辛いなら無理して続ける必要はない!看護師は辞めても再就職が比較的楽にできるし、他にやりたい事にチャレンジするのもあり!

看護師はやりがいのある仕事ですが、体力的にも精神的にも辛い時がたくさんありますよね。

私自身も「看護師って辛いな」と思っていましたが、辞めたら看護師の安定した暮らしができなくなるという不安もあり、退職を決断するまで1年かかりました。

看護師を離れて様々な経験した今なら言えます。

看護師が辛いなら無理する必要はありません。好きなように生きましょう。

現在の環境を変える事は逃げることではないです。

看護師だからこそ自分を変えられるチャンスがあります。

この記事では、日々辛いと思っている看護師さんがもっと自分らしく生きていく方法をお伝えします。

目次

看護師が辛いと思ってしまう原因

看護師を辛いと思う原因は人それぞれです。

  • 人間関係
  • 休みの日も気が休まらない
  • 八つ当たりされる
  • 患者さんのお看取り
  • 責任が重い
  • 時間が不規則
  • 学習しなければいけないことが多い

私の周りの看護師もこれらの理由で看護師を辞めたり、転職していますね。

人間関係

看護師の職場は、人間関係が複雑で辛いと感じてしまう事があります。

  • 新人いびり
  • 陰口
  • パワハラ
  • 意味不明な派閥
  • 学校より厳しい上下関係

ボス猿みたいな看護師がいる病棟は最悪ですね。

集団心理も働くので人間関係の悪い職場は環境が改善する可能性が低いです。

ただ、自分自身が心がけて関係性が上手くいく場合もあります。

今すぐ辞められない方も多いと思うのでまずは、看護師の人間関係の悩み【モンスターナース攻略法】を一度読んでみてください。

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休みの日も気が休まらない

休みの日でも気が休まらないという看護師さんも多いのではないのでしょうか。

特に新人の時は家に帰っても仕事の事が頭から離れず、「本当にあれで大丈夫だったかな?抜けはなかったかな?」と考えることも少なくありません。

オン・オフをつける事が難しく、気づかないうちにストレスが溜まって辛いと感じやすくなります。

八つ当たりされる

患者本人や家族から八つ当たりされることやクレームを言われることもしばしば。

いくら治療しても一向に良くならない患者さんや家族の中にはやり場のないフラストレーションが溜まり、看護師や医者に強く当たってしまうケースもあります。

たまたま自分が担当になった時に、他の看護師のミスに対するクレームを言われることもあると思います。

患者さんや家族の不安な気持ちも分かりますが、看護師側としては精一杯対応してもやり切れず、精神的に疲れてしまいますね。

患者さんのお看取り

仕事とはわかっていても患者さんが亡くなってしまうのは本当に辛いですよね。

私はお看取りで泣いてしまった事があります。

慣れることもあるかもしれませんが、やはり辛いと感じてしまう看護師さんは多いでしょう。

どうしても辛ければ診療科を変えるという選択肢も考えていいと思います。

責任が重い

看護師は命を預かるという責任のある仕事です。

病気と闘っている人の力になりたいと看護師になっても自分の処置が患者さんの生死に関わることもあり、プレッシャーから解放されることはありません。

誰にでもミスはある事ですが、小さなミスでも患者さんの容態に関わると思うと責任が重く、常に緊張状態でいることから心と身体のバランスを崩しやすくなります。

時間が不規則

人間は朝起きて夜寝るというサイクルが本能として組み込まれていますが、看護師は夜起きて朝寝るというライフスタイルにも適応しないといけません。

本来の人間のライフスタイルから外れるので、体にも不調が現れ体力的にきついと感じます。

夜勤をする事で給料は増えますが、その代わりに犠牲にしなければいけない事が多いのも事実です。

不規則な生活で体調を崩してからでは遅いので、限界を感じる前に休むなり職場を変える必要があります。

学習しなければならない事が多い

看護師になっても学習しなければならないことはたくさんあります。

日々の仕事で疲れている上に帰ってからも学習をしなければならず、終わりがないように感じて辛いと思う事もあります。

看護師が辛いなら無理して続ける必要はない

看護師として働くのが辛いなら、サクッと辞めてしまいましょう。

今後も看護師の需要は高く、再就職に困ることはないので、無理して働き続けるメリットはあまりないですね。

看護師を辞めたからと言って、一生看護師ができなくなるわけではありません

看護師の需要はなくならない

厚生労働省によると2025年までに3~13万人の看護師が足りなくなる計算になっています。

一般職では、30代以上になると正規雇用で再就職先を見つける事が難しくなってしまい、派遣やアルバイトでないと雇ってもらえないというケースも多いです。

しかし、日本は慢性的な看護師不足なので、看護師を辞めたとしても再就職に困ることはありません。

自分の大事な時間や神経をすり減らしてまで働き続ける理由はないですね。

辛い・辞めたい、と思いながら毎日を過ごすのは自分にとっても、患者さんにとってもいい影響はないです。

無理して心身を病んでからでは遅いですし、思い切って看護師から離れてみればまた看護師をやりたいのか、他の事をしたいのかが見えてくるはずです。

看護師が辛いときの選択肢

看護師が辛いと感じているあなたへの選択肢は以下の通りです。

  • 休職する
  • 部署を異動する
  • 辞めて好きな事をしてみる
  • 看護師で転職
  • 持っている資格を活かして転職
  • 他職種で転職

もちろんもう少し頑張ってみるのもありですが、今の環境を変えるのは悪い事ではありません。

行動しなければ何も変わりませんし、ただ辛い時間が過ぎていくだけです。

休職する

完全に辞めたいわけではないけど、少し心と身体を休めて考えを整理したいという場合に有効なのが休職です。

基本的にはどのように休職期間を過ごしても構いませんが、副業を禁止されている場合は休職中にもアルバイトや副業はできません。

【メリット】

  • 職場に籍を置いたまま休むことができる
  • 休み明けに復帰や異動ができる

【デメリット】

  • 休職中は無給である場合がある
  • 体調不良・精神の不調では医師の診断書が必要
  • 後々の就職に不利になる可能性がある

休職制度は法律で定められているルールではないので病院によって条件が違います。まずは就業規則を確認しましょう。

部署を異動する

現在の配属先は離れたいけど病院は辞めたくないという場合は、院内で部署異動を希望しましょう。

特に急性期病棟で勤務していて悩みがあるのであれば、慢性期病棟への異動がいいですね。

急性期病棟の方が看護技術が身につくと思うかもしれませんが、慢性期やターミナルの病棟でも心のケアなど学べることはたくさんあります。

病棟の雰囲気や人間関係も落ち着いていることが多いので、悩みによっては解消される可能性が高くなります。

【メリット】

  • 転職活動をしなくても環境を変えられる
  • 病院の奨学金返済中でも安心

【デメリット】

  • 異動の希望が通らないことがある
  • 部署によっては人間関係を構築しづらい可能性もある

奨学金を返済しなければいけないから転職できないと思っている方もいると思いますが、奨学金のお礼奉公中でも転職や退職は可能です。

>> 看護師の奨学金は肩代わりしてもらえる

好きな事をしてみる

20代の看護師は、同年代の多職種よりも給料が多い事がほとんどだと思います。

貯金がある程度あるなら迷わず辞めて好きな事を始めましょう

お金が無くなってきたら働けば得ることはできますが、自分の為にお金や時間を使えるチャンスはいつもあるわけではありません。

【メリット】

  • 仕事にとらわれない生活ができる
  • 将来の可能性が広がるかもしれない

【デメリット】

  • お金に困る場合もある

私の場合は海外に行きましたが、知らなかった事をたくさん勉強できましたし、考え方も変わりました。

英語を習得すれば日本に帰って活かす事もできますし、海外で働く事もできます。

将来の可能性を広げるという意味でも好きな事に全力で取り組むのはアリだと思います。

看護師で転職

一度看護師を辞めてゆっくり休んだ後、転職活動に集中して好条件の病院に転職した友人もいます。

看護師の転職サイトを利用すれば、非公開求人と言って世の中に出回っていない好条件の求人を紹介してもらう事ができます。

理想の職場を探したいならまずは情報収集から始めるのがおすすめです。

>> 看護師転職サイトおすすめランキングはこちら

【メリット】

  • 今よりいい条件で勤務できる可能性がある
  • 転職先が見つかりやすい

【デメリット】

  • 転職に失敗する可能性もある

看護師で転職に失敗するのはこんな人!では転職に失敗しない方法を紹介しているので知識をつければ失敗は回避する事が可能です。

持っている資格を活かして転職

看護師の中には、お看取りや命に関わる状況が少ないという理由で

に転職したケースもあります。

すでに免許を取得している場合は特に、看護師から転職しやすいことも理由の1つですね。

【メリット】

  • 資格をもっていれば活かして働く事ができる
  • 看護師より将来が安定している

【デメリット】

  • 資格をもっていない場合は勉強する必要がある

看護師に向いてない原因って何?でも、あなたの個性を活かせる職場を紹介していますので参考にしてみてください。

他職種に転職

看護師から他職種への転職は厳しいと思う方も多いと思いますが、キャリアチェンジをするなら早い方が良いですね。

将来的に看護師に戻る事は可能ですが、全く新しいスキルを身につけるのは年齢が上がるほど厳しくなっていきます。

看護師は独立して働くのが難しい職種ですが、他にスキルや経験があれば活かして起業する道も開けてきます。

【メリット】

  • 将来の選択肢が増える
  • 看護師から解放される
  • スキルを身につければ病院に依存する必要がなくなる

【デメリット】

  • 看護師への転職よりは難易度が高い
  • 年収が下がる可能性もある

正直、年収が少し下がっても給料を貰いながら他のスキルが身につく他職種への転職は価値があると思います。

自己分析をして自分の強みを見つけ、新たなキャリアを考えたいのであればポジウィルキャリアに相談してみましょう。

転職サイトではないので無理に転職を勧められることもありません。

専属のアドバイザーがマンツーマンで理想の人生を叶えるための手厚いサポートをしてくれます。

無制限のLINE相談や企業向け採用試験対策も支援してくれるので、自分らしく生きたいと考えている方は一度相談してみることをおすすめします。

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看護師が辛いなら無理して続ける必要はない:まとめ

看護師が辛いなら無理して続ける必要はありません。

続けなくていい理由
  • 看護師は再就職が比較的容易
  • 辞めたら一生看護師ができない訳ではない
  • 辛いと思いながら看護師をしてもいい影響はない
  • 他の職場や仕事はいくらでもある
  • お金よりも大事なのは自分の好きなように生きること

看護師の理想と現実にギャップがあり悩み、辛いと思う事もたくさんあると思います。

あなたに限界が来てからでは手遅れです。

大きい決断をする時は怖いものですが、「あの時辞めておけばよかった」と後悔する事の方が怖いことですね。

選択肢と方法

選択肢はいくらでもあります。

あなたらしく生きるためには、自分の気持ちに素直になることがまず必要です。

自分に嘘をつかない人生を送りましょう。

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