看護師を辞めたい3年目はもうちょっとがんばる【3年目をやり抜くメリット】

看護師3年目になり、「3年間頑張って来たしそろそろ辞めてもいいかな」と思っていませんか？

私は、看護師3年目で退職を決めて転職準備を始め、4年目で辞めました。

この決断は自分的にベストだと思ったので、看護師3年目が終わるまで続けるメリットと今後の進むべき方向について解説します。

ちなみに、

ならすぐに辞めるべきです。

我慢しても何も解決しませんし、続けるメリットはないです。

看護師だけが人生ではないのでひとまず休憩しましょう。

看護師辞めたい3年目がもうちょっと頑張るメリット

看護師3年目をやり抜くメリットは以下の3つです。

看護師3年目で退職や転職する看護師が増えますが、丸3年終わってから辞めるのがおすすめです。

退職金がもらえる

病院によって規定は異なりますが、看護師は勤続3年以上で退職金が支給されるケースが多くなっています。

後数か月頑張れば数十万もらえるので、急いで退職する必要がないならもったいないですよね。

もし4月1日入職で3年目の2月に退職した場合、勤続年数が3年に満たないので退職金は貰えません。3月31日まで在職していれば3年となる場合が多いですが、計算方法は勤務先の規定によって異なります。

3年目終了時に辞めるとなると、もう3か月程度働けば夏のボーナスが支給されるので、4年目の7月まで続ける選択肢もありです。

貰えるお金の事をよく考えてから退職プランを考えた方が後々後悔しません。

まずは、就業規則に退職金について規定が記載されているので確認してみましょう。

転職の選択肢が広がる

丸3年看護師として働いた経歴があれば、転職の幅は広がります。

看護師の世界では3年働いたら1人前と見なされることが多く、教育コストの観点からも1～2年の経験年数では応募できない医療機関やクリニックもあります。

3年目の途中で辞めると在職期間は2年〇ヵ月になり、すぐにでもやりたいことがないならあまりうまみはないですね。

転職する場合、勤続3年以上の看護師は重宝され希望する医療機関や診療科への転職が成功しやすくなります。

他の可能性が見つけられる

看護師3年目は20代であることが多く、様々な可能性やチャンスが期待できます。

看護師の新しい分野を学ぶことはもちろん、他職種への挑戦も可能な時期です。

もちろん挑戦する事に年齢制限はありませんが、経験年数が上がると新しく始めるのに不利な職種がでてきます。

3年看護師として働いてみて、

と思ったら他の職種に挑戦してみるのもありです。

3年の看護師経験があれば他の職種を経験した後に、看護師に復帰する事も難しくありません。

看護師3年目で辞めたいと思う理由

3年目の看護師さんが辞めたいと思う理由は、細かく分ければたくさんあります。

大事なのは、これらの悩みからあなたが今どの状態にいるか考えることです。

まずは以下の3つのどれに当てはまるのかを考えてみてください。

辞めたいと思っているだけだと、そのまま働き続けることになります。

「辞めたい」とは思うけど今の病院で看護師として働くのが苦ではない・良い所があるのなら続けるのが正解です。

例えば、

という感じですね。

新しい環境はリスクが付き物です。

辞めたいけど現状を変えたいとは思ってないなら今は無理変える必要はありません。

看護師3年目で辞めたい人への選択肢

前述した今のあなたの状態に最適な選択肢を解説していきます。

どの選択肢にもメリットとデメリットはあるので、妥協できるポイントを考えるのが良いですね。

休む（＋α）

① 疲れたから休みたい、の人は休みましょう。

看護学生から看護師になる、3年間ずっと頑張ってきたなら、仕事から離れてみるという選択肢もありです。

視野が広がって価値観が変わります。

看護師を辞めた時の解放感はえげつないです。

とにかく自由だー！みたいな気持ちになります。

ただ、何もしないと収入がないのでお金が心配になったり、メリハリのない生活を送る事にもなりかねません。

他職種に転職

② 他の事がやりたい、という方は興味のある他職種に転職しましょう。

看護師ではない全く新しいキャリアをスタートさせれば他のスキルが身につきますし、将来的な選択肢も広がります。

将来的にも看護師の経験だけでは病院→クリニックみたいな選択肢が一般的です。

独立したり起業したりは難しいので、今の内に可能性を模索しておくのはこれからの社会で生きていく上では必要です。

興味のある分野で働く

③の現状を変えたいのであれば選択肢は2つです。

院内で部署異動

現在働いている病院の給料や教育制度に不満がないのであれば、院内での部署異動が可能です。

1年目の時は病棟の特徴や雰囲気がよくわからないまま選んだり、希望した部署に配属されなかったということもあると思います。

転職活動に時間や労力を割かずに新しい場所で働けますし、勤続年数も途切れないのがメリットです。

ただし、現在の勤務先が昇給率の悪い病院なら、続けることがデメリットになる場合もあります。

看護師の給料が上がる方法は別記事で解説しているので、給料が他で勤務する同年代より低いと感じたら一度確認してみてください。

興味のある分野へ転職

専門性の高い病院に行きたい、看護師の分野で新しい事を学びたいなら転職が必要です。

看護師の資格を活かして、あなたの理想とする環境で働くことが可能になります。

3年目を過ぎると美容系クリニックで働く事も可能になります。楽な仕事という訳ではないですが、やってみたいと思っている方は一度挑戦してみる価値はあります。

将来のビジョンを考えて夜勤のない企業に転職するという方法もあります。

企業看護師や治験関連企業、保健師など看護師や保健師の資格を活かしてできる仕事は意外とありますよ。

ただ看護師で転職に失敗する人がいるのは事実です。

余裕をもって情報収集から始めましょう。

看護師辞めたい3年目が知っておきたいツール

3年目で看護師や現在の職場を離れるならその後の人生についても考える必要は出てきます。

無料で相談や情報収集ができるツールはたくさんあるので、活用できるものはした方が良いですね。

サービスが自分に合っていると思ったら最終的に利用すればいいですし、情報や相談者がなければ自分なりの基準も決められません。

上記の選択肢で必ず役立つツールを紹介します。

休む＋α

自由な働き方という意味で看護師の資格を活かすなら、派遣看護師や応援ナースです。

派遣看護師を探すなら、

応援ナースなら、

がおすすめです。

働き方に関する相談から面接・アフタフォローまでしっかりサポートしてくれるので初めての方でも安心して利用できます。

他職種に転職

他職種に転職と言っても一般職経験や関連スキルがないという点で看護師は不利です。

また、

という方は、キャリアコーチングをしてくれるポジウィルキャリア（旧ゲキサポ転職）が活用できます。

幅広い業界でのキャリア支援実績があり看護師から他職種への転職活動をサポート。

看護師転職サイトやエージェントにはない、自己分析支援や理想のキャリア設計ができるサービスであなたの思い描く未来がより明確に近づきます。

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興味のある看護分野で転職

看護師の転職で給料やキャリアアップを狙うなら看護師転職サイトは利用するべきです。

高収入求人だけでなく美容系・企業への転職など幅広い求人と豊富な求人数を保有している以下3つの看護師転職サイトはおすすめです。

自分に合った転職サイトを選ぶ方法は、看護師転職サイトの選び方【複数登録が基本です】で詳しく解説しています。

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登録者のみに公開される非公開求人もあるので無料登録しておいて損はないですね。

実際に利用した転職サイトを元に厳選し、ランキングにしたので詳細は以下の記事を参考にしてください。

看護師を辞めたい3年目はもうちょっとがんばるのまとめ

看護師を辞めたいと考えている3年目の方に向けて私の経験を踏まえて解説してきました。

3年目で辞めるのは全然ありですが、もう少し頑張るとメリットになるかもしれません。

変えたいと少しでも思っているなら、行動しなければ変わりません。

まずは一歩踏み出してみましょう。