教科書開いて英語勉強するの飽きた!なんか動画見たり読んだりして英語勉強できる方法ないかな
飽きたからネットで勉強したいのも分かるけど、実は英語の勉強サイトは学習効率が凄く良いんだよ!
こんな人にオススメ
- 英語勉強の違う方法を探している
- 今のやり方よりももっと効率のいい方法を知りたい
- リスニングが全然できない…
この記事を読み始める前に
今でこそ英語を使って生活できていますが、最初の頃はビジネス英語どころかDo,Did,Doesの違いさえ分かりませんでした。
そんな時に僕も英語勉強が嫌になってインターネットで勉強できるいい方法はないかと探していました。
結論として英語サイトは効率よく勉強できます。
でも英語サイトはインプット(暗記)用に使うのが一番であって、スピーキングには向いていません。
この記事ではスピーキング以外のライティング、リスニング、リーディングに最も効果のあった英語勉強サイトを紹介します。
実際にこれまで使い続けているサイトのみを紹介するので4種類になりますが、それぞれの効率のいい方法や使い方、メリット・デメリットをまとめています。
広く浅く手を出すよりも、何かに絞って勉強する事は圧倒的効率を生み出します。
全て無料で使う事ができるのでぜひ試してみてくださいね。
英語のリスニングを勉強できるサイト: TED
TEDは世界中の影響力のある人たちがスピーチを行います。
ジャンルは様々で自己啓発から化学、自然に関する事までその道の第一線の人が考えを述べます。
特徴 | 様々なジャンルの今を知れる |
難易度 | 中級~上級 |
1回の勉強時間 | 30分~1時間 |
映画は時間かかるし英語の勉強って感じじゃないんだよなー
そんな方には、英語を勉強するための全てが揃っているサイト、TEDでの勉強がおすすめ。
最初は英語の勉強にと思って映画やドラマを見ていても、いつのまにかストーリーに引き込まれて勉強になってない事がほとんどです。
でもTEDは効率的にスピーキングの勉強ができるサイト作りになっているので、中級~上級レベルの英語学習者にはオススメ。
このサイトはこんな人にオススメ
- 映画だと集中できない
- 繰り返し見て英語勉強できる精神の持ち主
- 普段から専門分野に携わっている人
TEDのメリット・デメリット
メリット
- 字幕がついている
- リスニングだけにも使用可能
まず一つ目のメリットとして、日本語と英語の字幕だけでなく、様々な言語に対応しています。
最初に日本語で内容を軽く頭に入れてから英語で勉強していくという事が可能です。
この字幕は動画の進行度合いとリンクしているのであれ、今どこ話してるっけ…ってことも無くなります。
↑こんな感じで今話している箇所がハイライトされます。
この字幕機能を使って音だけに集中することも可能です。
デメリット
- ジャンルが堅い
- 単純に難しい
よくTEDのメリットとしてモチベーションが上がるといったものを見ますが、僕には正直言ってることが難しすぎてよくわかんなかったです。
英語が理解できるようになった今でも何言ってるか分かりません。全体的にトピックが興味の沸かない分野が多いので視聴回数は必然的に少なくなります。
もしあなたが科学の分野に興味があったり、その道のプロが話す思考法に興味があれば間違いなくベストな選択になると思います。
そしてもう一つのデメリットは単純に難しい。
スピーチをしている人の中には非ネイティブもいますが、基本的には英語ペラッペラの先生達ばかりです。
発音も流暢なので最初は全然聞き取れないと思います。
ちょっと楽をしたくて英語をサイトで勉強するために探していた人にとっては壁が高くなりそうです。
TEDを効率よく使うには
デメリットがあるとはいえ、TEDが優れているのは間違いありません。
その理由としては勉強できる機能が備わっているから。
- 音声をゆっくりにできる
- 字幕を映像と合わせて追える
- 時間が短い
この機能を使って効率よく勉強する方法は以下の通り。
- 初めて見る場合は日本語の字幕で内容確認
- 2回目は英語字幕を見ながら発音チェックと分からない単語をチェック
- 段落・時間ごとに繰り返し復習して弱点を潰す
1回で理解はほぼ不可能なので何回も聞く事が前提だよ!
TEDはこのように段落と時間によってスクリプトが構成されています。
分からなかった場所を探す手間が省けるのと、段落自体が少ない文字数なので繰り返し聞くのが簡単にできますね。
どうしても聞き取れないなら音声のスピードを下げてひたすら聞くのみです。
英語のリーディングを勉強できるサイト: News In Levels
News In Levels は世界中で起こっているニュースから趣味まで幅広いトピックを無料で英語で読むことができます。
特徴 | 世界のニュースを手軽に英語で読める |
難易度 | 初級~上級 |
1回の勉強時間 | 5~10分 |
最初から英語の文章なんて読めないぜ
そんなあなたも大丈夫、。難易度別に記事が書いてあるから無理なく読み進められます。
News In Levelsは初級・中級・上級者向けに同じ記事が書かれています。
初級の記事ではsimple sentenceと言われる単文によってほぼ構成されているので、英文独特の難しい言い回しや文法の順番などを気にすることなくサクサクと読めます。
simple sentenceとはThis is a pen.のような1つの文章で完結する文章です。
英語のリーディングを勉強するサイトはジャパンタイムズなどもありますが、ぶっちゃけ初心者には使われている単語、文法が難しすぎて絶対に読めません。
まずは簡単な英語学習サイトから始めましょうね!
このサイトはこんな人にオススメ
- 英語のサイトで英文を読み始めたい
- 難しすぎる表現はまだ分からない
- 長文ではなく、サクッと時間をかけずに読みたい
News In Levelsのメリット・デメリット
メリット
- レベル別に記事が読める
- 難しい単語は違う言い回しで説明される
- 記事のボリュームが少ない
学習レベルに応じて1つの記事が構成されているのは、僕の知る限りありません。(あったらごめんなさい)
有名なリーディングアプリにポリグロッツというのがありますが、このアプリの場合は僕の使っていた時にはレベル別に記事が分けられてあって、全員が同じ記事を読むというのはできませんでした。
せっかく興味のあるトピックがあったとしても、その記事が難しい単語や文法で埋め尽くされていたら読む気になりません。心が骨折します。
全ての記事に読める可能性があるという事は初級レベルの人が英語学習を長く続けるコツであったりもします。
英文を読んでいて分からない単語が多すぎると嫌になりませんか?
また下でも説明していますが、News In Levelsでの難しい単語は優しい英語で書き換えられています。
英語を英語で学習するというのはすっごく効率的なんですよ!
そして最後に記事のボリュームが少ないという事。3分あれば読めるんじゃねーかってレベルで端的に情報がまとめてあります。
ここまでシンプルにまとめられているサイトはなかなかなく、読み手の心境をしっかりと考えて作られた良質な英語学習サイトかと思います。
デメリット
ぶっちゃけデメリットが無いんです。
強いて言えばアプリが無いからわざわざネットで見ないといけないという事ぐらいです。
このサイトを2年程使っていますが、無料である上に使いやすいので今の所不満は一切ないですね。
News In Levelsは実際にどうやって使うのか
では使い方を見ていきます。News In Levelsをクリックするとのようなトップページに飛びます。
自分のレベルに合った記事を探すために赤枠の中から選びましょう。そうするとそれぞれのレベルのページに飛びます。
気になるページをクリックするとこんな感じに記事にたどり着きます。
和訳すると…
カナダのある場所で男が18人殺しました。その人は警察みたいな感じです。でも警察ではありません。その男は警察の制服を着ています。彼は車を持っています。その車は警察の車みたいな感じです。
すごーく簡単に書いてありますよね?和訳した文を見ると小学生でも意味が分かります。
こうやって少しづつあ、分かる!を増やしていくと英語学習のモチベーションは保てるのでこのサイトはかなりオススメ。
ちなみに赤枠は先述した、難しい単語が優しい単語で説明してある場所です。これなら辞書でわざわざ調べなくてもなんとなく意味が分かりますよね。
このなんとなく分かるってのが英語学習には重要だよ!時間かけて意味を調べてもどうせすぐ忘れちゃうから、英語を英語で理解する癖をつけようね!
効率の良い使い方は?
英語を勉強できるサイトはとっても便利なんですが、いきなり難しすぎるサイトを使ってしまうとマジで挫折します。
この英語学習サイトを有効に活用するには毎日自分のレベルよりも一つ下の記事を読むようにしましょう。
もちろん上のレベルや自分に合ったレベルを選んでもいいのですが、英語と毎日触れ合うというのは体が徐々に英語に対しての嫌悪感を取り除いてくれます。
あなたがストレスなく読める!を続けることで英語学習へのモチベーションを保つことができます。
そして毎日読んでいると同じ単語でつまづいてくることが分かるようになります。あなたの苦手個所を毎日読むことで洗い出して、ピンポイントで勉強するのが一番効率いいかなと思います。
ライティングを伸ばせるサイト: lang-8
Lang-8はライティングの添削を行う場合や、英語でこれなんて言ったらいいんだろうという場合に使える英語勉強サイトです。
特徴 | 無料でライティングの添削が可能 |
難易度 | 初級~中級 |
1回の勉強時間 | 30分 |
Lang-8は無料で使える添削サービスですが、なぜ無料かというとお互いに文章を直し合うから。
日本人は英文を添削してもらう代わりに、日本語の文章を代わりに直してあげます。
こうすることで無料のサービスを提供できています。
有料のサービスもありますが、多言語学習者でないかぎり必要ないでしょう。
友達同士でお互いにメールで文章を直し合うといった感じだね!
このサイトはこんな人にオススメ
- 新しく覚えた単語や文法を使って合っているのか試したい
- 作文などを書く際に細かいミスを見てもらいたい
Lang-8のメリット・デメリット
メリット
- 添削頻度が高い
- 気に入った人がいれば友達として登録可能
簡単な文章の確認から200文字位までは結構な頻度で添削してくれる印象です。
実際に外国の友達などに添削や英語の気になる所を聞いたとしてもタイムラグが発生しますが、Lang-8の場合だと数分から数時間で添削されるのでリズムよく勉強を進めることができます。
添削を進めていく上でこの人の対応がいいと思ったり、またお願いしたいなと思ったらマイフレンドとして登録可能です。
この機能によって優秀な人により添削してもらえる可能性が高くなるので、効率よく使うためには友達を増やしていきましょう。
デメリット
- ビジネス用ではない
- 日本語での添削がめんどくさい
このサイトはビジネスで使うような文章添削を前提とはしていません。
ビジネスでも使える例文などを添削してもらう事も可能ですが、正確性は少し薄くなります。あくまでもプロの先生に添削してもらうのではなく、友達に添削してもらうという前提で使うと良いかなと思います。
そしてこのサービスを続けていくうちに発生する問題はめんどくさい事。
どうしても英語の勉強をする上でリズム感は大事になってくるのですが、添削してもらえなかったり時間がかかると少々気になります。
自分から積極的に添削していく事で自分の文章も添削してもらいやすいというようにシステム上なっているみたいですが、ペースアップして勉強したい場合は少し気になる点ですね。
さらに効率よくライティングを勉強したいというあなたは有料の添削サイトを使ってもいいと思いますが、添削サイトは下でも説明してるようにうまく使わないと失敗します。
効率の良い使い方
英語のテスト対策に300万円以上かけた僕とPOKOの個人的な意見になりますが、基本的にライティングサイトは確認用に使うのが一番です。
添削サイトを使ったところで文章を書くことが上手くなるわけでもないですし、英文でのライティングは構成やライティングでよく使われる文法を理解する事で上達していきます。
つまり添削サイトはライティング用ではなく、スピーキングの為に使いましょう。
無料の添削サイトを使って英語の勉強する際には
- 単語や例文を暗記する
- 覚えた単語を使い慣れていない文法に組み込む
- 添削サイトを使ってチェック
- 直された文章を音読して体に染み込ませる
このように使う事で効率よく英語を体に吸収させることができます
英語を楽しく勉強できるサイト: Simply Scripts
Simply Scriptsは日本のアニメを英語で読むことができるサイトです。
特徴 | アニメを英語で読みながら勉強できるサイト |
難易度 | 中級 |
1回の勉強時間 | 1時間~ |
英語の勉強をサイトでできるってのは嬉しいけどさ、興味ない題材ばっかなんだよね
Simply Scriptsは映画やドラマ、アニメなどのセリフを書き起こしを集めたサイトです。
書き起こしただけなのでマンガや映画のように画像や動画と一緒に勉強できるわけではありませんが、読み物として十分すぎるほどの威力を発揮します。
このサイトはこんな人にオススメ
- 英語学習サイトのトピックが堅すぎて続けられない…
- ジブリ大好き!
- 特定の好きな映画・ドラマ・アニメがある。
Simply Scriptsを使うメリット・デメリット
メリット
- 海外ドラマや洋画、日本のアニメの書き起こしが豊富にあるので楽しみながら勉強できる
- 特にジブリはほとんどの作品が英語で書き起こされているので、ジブリファンはスムーズに読み進められる
- 一度見た事がある映画やアニメは内容が頭に入っているので文章が難しく感じない
このサイトを英語学習に使うメリットとしては、圧倒的に読みやすい事。
個人的な感想になってしまって申し訳ないですが、僕が英語学習を始めた時って語彙力だったり文法だったりが絶対的に足りない状態だったんですね。
なので今まで紹介したサイトみたいな難しい題材やニュースを理解するのって果てしない時間がかかるんです。
確かに手軽にリスニングやリーディングを勉強することができますが、そもそも題材に興味がないと続かないんですよね。
そして英語をサイトで勉強する際に大事なのが繰り返し読み返すという事なんですが、
- 1回目→日本語で内容を理解
- 2回目→英語で分からない単語や言い回しを潰していく
- 3回目→もう一度読む
が基本のパターンになります。
でも自分の一度見た事ある映画やアニメだったら既に内容が頭に入っているので2回目からスタートすることができます。
デメリット
- 書き起こしてあるだけなので見ずらい
- ジブリ以外のアニメのバリエーションが少ない
- 著作権…
このサイトは見やすいようには編集してないのと、日本語で内容が記載されていません。
まあ海外のサイトなので当然っちゃ当然なんですが、英語の勉強を始めたばかりの人は日本語で内容が記載されていない事に不安がありますよね。
一字一句確認しながら読んでいきたいという方は【ジブリ 書き起こし】などで調べると日本語でも出てくるので、必要であればそこから確認もできます。
もう一つのデメリットはジブリ以外のアニメのバリエーションが少ない事。これに関しては少ないのではなく、マイナーな作品が多いんです。
なのでワンピースやナルト、進撃の巨人などの有名なタイトルはありません。
そして著作k…まぁ細かい事は抜きにして楽しみながら英語を勉強しましょう!
興味あるのはエヴァンゲリオン・デジモン・スレイヤーズかな!世代がばれる…
Simply Scriptsの使い方
まずはSimply Scriptsに飛ぶとこのような画面になるので、画面の赤い枠【Anime Scripts】をクリック
後は好きなタイトルを選んで読んでいきましょう。
効率の良い使い方
まず英文で読み始める前に、日本語で元の題材をチェックしましょう。
日本語で全体の内容を掴むことによって、英語で見た際にもスムーズに内容を理解する事ができます。
英文を読む際には必ず分からなかった単語や構文をメモして読み進めます。ひととおり分からない単語を洗い出したら意味を確認したうえでさらにもう一度読んでいきます。
基本的な使い方はリーディングのNews In Levelsと似ていますが、Simply Scriptsの場合は圧倒的に見ずらいのでコピペしてパソコンやスマホで自分なりに編集すると見やすいと思います。
最後に:英語の勉強はサイトを使って効率的に
今はアプリやサイトなどで効率よく英語が勉強できる素晴らしい時代です。
しかしうまく取捨選択していかないと勉強する意味がなくなってしまいます。英語の勉強を教科書以外で勉強するのであれば映画もオススメ。
ここで紹介したサイトはインプット(記憶)をメインにした勉強ですが、アウトプット(実際に使う事)をしない限りは脳に定着しません。
スピーキングは自分から英語環境を作らない限り勉強が難しくなりますが、オンライン英会話ならいつでも英語環境を作り出すことができます。
今自分にできることをしっかりと考えて勉強していきましょう。