社会人が英語の勉強を始める方法と英語学習をするメリット4選

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社会人になって英語の勉強をもう一回始めようと思うんだけど、いまいち勉強するメリットや英語学習をやり直す方法がわからないんだよね…

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社会人は英語を勉強した方が良いのは確かだね。実際に話せるようになることで感じるメリットもあるし、将来の事を考えるなら多少大変だとしても英語学習は良い投資だと言えるよね!

こんな人にオススメ

  • もう一度英語の勉強をやり直したい
  • 英語を勉強するメリットが思いつかない
  • 時間がない中で具体的にどうやって勉強を始めたら良いのか分からない

この記事を読み始める前に

この記事では社会人が英語を勉強するメリットと具体的な方法についてまとめています。

僕は学生の頃は英語はほとんど勉強した記憶がないくらいの人間でしたが、社会人になって英語学習を始め、今ではオーストラリアの企業で働けるほどにはなりました。

これまで僕が経験したことから分かった『社会人が英語を勉強するメリットと時間がない中でできる具体的な勉強方法』を紹介していきます。

目次

社会人が英語の勉強を通して得られる事

社会人は英語を習得することで人生の可能性を広げることができます。

この可能性について具体的に書き起こすと以下の事が考えられます。

  • 海外旅行
  • スキルアップ
  • 海外移住
  • 情報収集

海外旅行をより楽しめる

ツアーなどに参加する事で英語が話せなくとも海外旅行を楽しむことはできますが、個人的に非常にもったいないと思います。

旅先で日本語しか使えないと、現地の生の情報を知ることができない為に知らないうちに損をする事があるからです。

僕らは現在オーストラリアに住んでおり、近場であるバリ島に何回か旅行に行っていますが英語を話せることによるメリットを毎回感じています。

例えばバリ島内でも少し離れた観光地に行くためには1日車をチャーターする必要があります。

この際に英語でドライバーを探すとかなりの数がヒットするので、少し料金が高いと感じたら他のドライバーに交渉するコトもできます。

しかし日本語でドライバーを探すとなると、日本語を話せるドライバーの絶対数が少ないために選択肢がかなり少なくなってしまい、料金を通常の倍以上で吹っ掛けられることが多くなります。

つまり英語を話せることで選ぶ側の立場になり、日本語しか話せないと選ばれる側の立場になります。

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英語を話すことによって現地の人達とコミュニケーションを取ることができるから旅をもっと楽しむこともできるよね!

英語習得でキャリアアップが可能

会社で求められる英語試験をクリアする事で海外駐在や海外との取引を行う部署にて働く事も可能です。

サラリーマンの平均年間昇給率は約5000円程度ですが、英語を取得してスキルアップする事で大幅な給料アップを見込むこともできます。

一般的な海外駐在員の場合、手取りはおよそ1.7~1.8倍にまで上がると言われています。

この先も安定した需要が見込める英語を習得する事は、その他の資格を取得する事よりも目に見えたキャリアアップを実現させることができます。

英語=スキルです。給料を上げたいのであれば英語を勉強しない手はありませんね。

海外移住で理想の生活

忙しい会社に勤めているのであれば海外に移住し、時間的&金銭的に余裕のある暮らしを手に入れる事ができます。

理由としては個人的な観点になりますが、僕が日本で働いていた時の労働時間は1日12時間が当たり前でした。休みは週休2日と設定されていますが休日出勤は当たり前、有給休暇という言葉は都市伝説です。

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これが一般的に普通なのか異常なのかは分からないけど、ストレスで体に異変が起こり手術しました…

結構な激務だったので手取りは約35万円とそこまで悪くない額でしたが、オーストラリアに来てからは労働時間&給料が大幅に変わってストレスはほぼゼロに。

週休2日で9~17時勤務、手取りは$4000。そして有給休暇は1年に3週間を取得する事が義務付けられています。

このように英語を勉強する事で時間的にも金銭的にも余裕のある生活を手に入れることができます。

より深い情報収集ができる

日本語で情報収集をしようとすると、専門的な知識においては限界があります

インターネット上で使われている言語は英語が半数以上を占め、日本語はたったの2.4%しかありません。

海外の文献を読んだり最新の技術、情報を仕入れるのであればやはり日本語ではなく英語で検索した方が圧倒的に深い知識を得ることができます。

社会人が英語の勉強に費やす時間とは

なぜ社会人にとって英語学習が必要なのかを理解できたかと思います。

しかし僕もそうでしたが、どのくらいの時間を英語学習に費やせばいいのか分からないと見えないゴールに向かって走り続ける事になってしまいます。

社会人には何時間の英語学習が必要なのかを見ていきましょう。

10,000時間ルールから紐解く必要な勉強時間

結論から言いますが、全くゼロの知識から旅行などで使える英会話ができるようになるには3か月で可能です。

そこからさらに会社で使えるような英語力に持っていくには勉強時間を維持しつつ半年~1年程度を目安にします。

この勉強時間の目安は10,000時間ルールという法則から導き出すことができます。

10,000時間ルールとは:何事でも費やした時間が10,000時間を超えるとその道のエキスパートになれるという指標。

極論、英語学習を累計10,000時間達成出来たらその道のプロ、英語の分野で言うと翻訳家や通訳として働けるようになりますよということ。

しかしこの記事を読んでいるあなたは翻訳家や通訳を目指しているわけではありませんよね。

今の英語力をもう一歩先のレベルに持っていくには100時間~1000時間の英語学習で十分なのです。

英語を100時間勉強すると初心者を抜け出し、旅行などで使える英会話はマスターする事ができます。

そして1000時間を超えると中級者になり、日常生活で困る事はなくなります。

1日90分の勉強時間を確保できれば3か月で135時間となり、これで初心者を抜け出す事がができます。

1年間続ける事で累計学習時間は540時間になります。

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1年じゃ1000時間に到達するのはやっぱり難しいね…

日本人は中学校と高校での英語学習に既に800時間を費やしています。

アルファベットも何も分からない状態から中級レベルに持っていくには1000時間かかりますが、中学・高校時代にしっかりと勉強をして基礎ができている人はおよそ4カ月半の学習継続で中級レベルにまで持っていく事ができますね。

社会人が英語の勉強を始めるなら順番を守る

社会人が効率的に英語を勉強するにはインプット→アウトプットの順番を必ず守ります。

何も考えないで勉強を始めてしまうと最短距離で目標に到達できず、ただでさえ限られている時間を無駄にしてしまう恐れがあります。

インプット→アウトプットの順番を守る理由としては僕が実際に英語学習を誤った状態で始めてしまったため。

英語学習初期の頃は以下の状態を無限ループしていました。

知識を蓄えていない状態で必要に駆られて英語を話すので、結局その場を乗り切るためだけの英語学習になり応用する事が出来ない

日常英会話だけ話せるようになりたい人や、旅行で英語を使いたい人、仕事で英語を使いこなせるようになりたい人でも全員に共通するのは英単語学習が全ての始まりだというコト。

このステップを抜かしてしまうと学習効率がはるかに悪くなるのでまずはインプットから始めましょう。

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英単語を勉強し終わった社会人が次に取り組むことはシャドーイングとオンライン英会話になります。

  • シャドーイング→リスニングとスピーキング力を同時に鍛える
  • オンライン英会話→覚えた単語やフレーズを定着させる

無駄な時間を割くことなく、社会人に必要な英語力を習得するために⇩の記事に詳細をまとめてあるので参考にしてみてください。

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ここまでで説明したように英語を習得しない理由はありませんが、やはり日本で働きながら勉強を続けるというのは体力的に辛いですし時間がかかります。

いくら頑張っても英語力が伸びないというのはモチベーションの低下を招き、挫折してしまいます。

もしあなたが英語勉強においてモチベーションが低く悩んでいるのであれば⇩の記事も参考にしてみてください。

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最後に:社会人にとって英語勉強は必須です

英語を習得する事で社会人が得られるメリットは人生の可能性を広げられる事。

社会人が必要とする英語レベルは中級程度であり、必要な勉強時間数は100~1000時間ほど。この数字は中学・高校でどれほど英語を勉強してきたかで変わります。

そしてもう一度社会人が英語を勉強し始めるのであれば、単語→シャドーイング→オンライン英会話の順番で始めることで少ない時間を有効に使ってスキルアップが可能。

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