IELTSスピーキングパート2でスムーズに話し続ける方法

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IELTSのスピーキングパート2ってひたすらスピーチするのか…今までスピーチなんてやったことないし、すぐに途切れて流暢に話せないよ。

こんな疑問を解決し、自分の苦手な分野のトピックでも話を展開できるようにしましょう。

本記事の内容

  • IELTSスピーキングパート2の構成
  • トピックのアイデアの出し方
  • アイデアをうまく整理する方法
  • すぐに使えるテンプレート

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、後述する方法でIELTSスピーキングパート2を余裕にし、最終的に7.5を取得。

IELTSのスピーキングにおいて、少し特殊なのがパート2です。

対策しないでテストを受けると何をどうやっていいのかさっぱりわからず、僕のように2分間沈黙を続けるというような状態になってしまいます…

このページでは前半でIELTSのスピーキングパート2の問題形式スピーチに対してのアイデアの作り方話の広げ方を紹介し、後半にはよく使うテンプレを紹介しています。

IELTSスピーキングパート2において、意識しないといけないポイントは以下の2つです。

  • 話し続ける
  • 少し難しい文章を多く使う

どれだけ発音が綺麗だとしても、流暢に話せたとしても、黙り込んでしまったっら高得点どころかそのパートは評価されなくなってしまいます。

僕もIELTSを勉強し始めた最初の頃は、スピーキングのバリエーションが圧倒的に少なく、いつもI think~I don’t~などの極めて初歩的なフレーズしか使えていませんでした。

先生にもよくもっと高度な文法を使って話せもっと表現を豊かにしろと言われ続けていましたが、

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それができたら苦労しないぜ‥

と思いながらも試行錯誤していました。

そしてスコアを上げるために少しだけ難しい文章をいかに多く使えるかという事も意識しないといけません。

そんな少し複雑な構文を取り入れた、応用しやすいフレーズも後半でまとめているのでしっかりと暗記してすぐに使えるようにしましょう。

初心者の人でもこれを応用すれば5.5~6.0はいけます。

では見ていきましょう!

目次

IELTSスピーキングパート2のコツ

パート2の概要

IELTSスピーキングパート2では試験官に質問が書かれた紙をもらいます。

この質問に答えれるように、1分間で渡された紙にメモに書いていきます。

1分間で準備をし、すぐに2分間その質問に対してスピーチをしていきます。

この際に試験官がスピーチについて何かを言ってくることは無いので、ひたすら自分でスピーチをし続けるという感じになります。

パート2が始まるとこのように書かれた紙を試験官から受け取ります。

Describe your diet

You should say:

  1. what kind of food you usually eat
  2. Whether you skip meals or not
  3. whether you think your diet is healthy; and
  4. say how you would like to change it
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dietは減量のダイエットではなく食事という意味です。

必ず4つのポイントがどの質問にも書かれており、この4つにスピーチを絡め、関連付けていきます。

ではこのポイントに対してどのように考えていけば良いのか、細かく見ていきましょう。

①What kind of food you usually eat

これに対してはどのような食べ物を普段食べるのか。

  • ファストフード
  • 健康的な食事
  • 家庭料理

食べ物という大雑把なジャンルからまずは自分が主張したいものを考えます。

スピーキングパート2でメインの話題になるものなので、より考えやすい主題を選びましょう。

ここでは仮に家庭料理を主張するとします。

②Whether you skip meals or not

ご飯を食べない事があるかどうか?という問いについて考えます。

この際に、『はい、食べない事があります』でスピーチを終えてしまうと話が全く広がらず、内容の薄いスピーチになってしまうので必ず

  • Yes/No
  • Why? / Why not?
  • How often?

これらの事に繋げて考えると分かりやすいと思います。

朝はたまに食べない事があります。私は朝起きるのが苦手でたまに寝坊してしまうので、食べる時間が無いからです。

このように構成するとより具体的に説明できますね。

③whether you think your diet is healthy; and

あなたが取る食事は健康的だと思うかどうか、という問いです。

ここで最初の問いで自分が決めた具体的な料理、家庭料理をもう一度引っ張り出します。

ここでもYesだけで終わらないようにし、なぜそう思うのか?という理由も付け加えて話すとより話に奥行きが出ます。

家庭料理は健康的だと思います。うちの母は化学調味料を嫌い、オーガニック野菜のみを使って料理します。ファストフードなどと比べて健康にはいいと思います。

この時には絶対的な根拠などは必要なく、あくまでもなぜ自分がそう思うのかを述べるだけで大丈夫です。

極論、嘘でもOKです。

④say how you would like to change it

4つ目はどのように食事を変えて行きたいかを問われています。

最初にスピーチのベースとして決めたのは家庭料理でした。しかしここでは家庭料理以外の他の食べ物に変えるとしたら何が良いかというのを主張します。

  • 私はベジタリアンに興味がある
  • もっと健康的な食事に変えて行きたい
  • ファストフードを毎日食べてみたい
  • 世界中にある全ての料理を食べてみたい

特に決まりは無く、どんなことでも食に関わる事であれば自分の意見を述べていきましょう。パート2の傾向として、4つ目に書かれているのは大抵が自分の意見を主張するポイントになります。

IELTSスピーキングパート2を対策する際の注意点

パート2での考える時間は1分と短いので、質問を読んで抑えるべきポイントを理解することが重要です。

あまりにもテンプレートや方法論に囚われすぎてしまうと、スピーチの構成にまとまりが無くなります。

難しいトピックの場合

パート2の問題はジャンルがかなり広く、惑星について説明しなさいという難易度高めの問題から、食べ物に関する問題まで絞り切ることができません。

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宇宙の事を説明しろと言われても、月と太陽と地球、火星くらいしか分からない。

ウィキペディアなどで分からないジャンルについてはひたすら調べ、世の中のいろいろな情報に触れておくことが重要になります。

IELTSスピーキングパート2を対策する上で物事のバックグラウンドを知るという事は重要なので、日本語でまずは知識を蓄えましょう。

調べることが多すぎて混乱してきた…そんなあなたには自分の得意分野について話し続ける方法がオススメです。

4つのポイントに惑わされない

問題に書いてある4つのポイントを絶対にフォローしなきゃ!と思い問題文を読んでいるうちに1分経過。

という感じがパート2の対策を始めたばかりの人には多いと思います。

しかし5W1Hに絡めてスピーチをしていると、知らないうちに4つのポイントを抑えている場合がほとんどです。

  • When
  • What
  • Where
  • Who(Which)
  • Why
  • How

問題の4つのポイントはサッと流し読みする程度にし、一つのトピックについて掘り下げていくと自然なスピーチを構成することができます。

トピックが家庭料理の場合

私にとっての家庭料理はケーキです。小さい頃はお母さんが私にケーキを作ってくれていました。毎日ではなく、誕生日などの何か特別な記念日などに作ってくれ、とてもおいしかったのを覚えています。その中でも特にチョコレートケーキが絶品で。。。

このように話していくだけで、4つのポイントは抑えられます。

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IELTSスピーキングパート2の内容や考え方はある程度分かったけど簡単な言い回ししか使えないです…。

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じゃあパート2ですぐに使える言い回しを覚えていこう!

IELTSスピーキングパート2ですぐに使えるフレーズ集

私が言いたいのは…

What I want to say is (SVO)

スピーチのイントロや、説明、話し始めるときなどに使える表現。

あなたにとって尊敬できる人物は誰か?というトピックが出た場合はこのように使えます。

What I want to say about this issue is Florence Nightingale is the most influential person around nursing field I’ve ever heard in my life.

またスピーチを締める時には

This is what I want to say about this topic

という感じで使えます。

私が言いたかったのはつまり…

お、うまく話せてる!と思っていても、途中で話が迷子になってしまう場合や自分で何を話しているか分からなくなってしまう場合があります。

そんな時に追加で補足を説明したい、つまりこういう事です!と改めて伝えたい場合はこちら

What I meant to say is (SVO)

ナイチンゲールについて話したいことが多すぎて、情報が渋滞してしまった場合には

What I meant to say is she contributed modern nursing.

というように簡潔にまとめることもできます。

考えたことないけど、もし答えるなら~だね。

スピーキングのトピックにて、いきなり予期せぬ質問が来るというのは日常茶飯事。

鏡について思う事は何かありますか?好きな星や惑星についてなどの質問をされたときは時が止まります。

そんな時にでも冷静にかつ、私ちゃんと今考えてますよ~とアピールできるのが

I’ve never thought about this topic,but if I have to say something about this issue,my answer would be (something) because ~

このトピックについて考えたことは無いんだけど、もし何かしら言うとしたら~だと思う。なぜかというと…

これを言っている途中で、必死に鏡について考えられること星について考えられることを考えます。

星や惑星の場合は

I’ve never thought about this topic. However, if I have to say something about this issue, my answer would be the Milky Way is one of the most stunning phenomenon because ~

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実際にこのテンプレは僕も多用します。

もし~だとしても、必ずしも~とは限らない

主に賛成と反対の意見を説明したい時に私はよく使います。

日本語でもそうとは限らないって表現は結構よく使いますよね。

Even if ~ it doesn’t necessarily mean that ~

Even if you can get a high score on IELTS, it doesn’t necessarily mean that you can speak English fluently.

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たとえIELTSで高得点を取ったとしても、英語がすらすら話せるとは限らないよ!

一番の方法は~です

主にイントロやまとめで使う事ができます。

The best way to V is that SVO

The best way to improve English skill is to stop using Japanese.

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英語を伸ばす一番の方法は日本語を使わない事です!

最初(最後)に出会ったのは~

出会うと書いてありますが、これは主に聞いた、見た、知ったなどの初めて体験したのは~という時でも使えます。

The first(last) time I came across ~ is (SVO)

まず最初に主張したいことを意見し、その後に付け加えるようにこのテンプレを使う事でいつ~という補足情報を付け加えることができます。

The music I love is ~.The first time I came across this music was when I was a high school student.

私の知る限りでは~

主にイントロで使います。有名なものはたくさんあるけど私の知る限りは~ですというような感じで使えますね。

As far as I know

as far asは有名な構文ですが、スピーキングなどでは効果的に使えますし、前述した I’ve never thought about~の構文とくっつけて使う事もできます。

I’ve never thought about this topic,but as far as I know, the most eminent person in my country is a movie director called Hayao Miyazaki.

数えきれないほどの~がある

主にイントロで使い、詳細を説明する前などによく使います。

There are countless ~

There are countless eminent people who have influenced Japan.

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日本に影響を与えた人は数えきれないほどいるよ!

かなり応用しやすく、覚えやすいので是非使ってみてください。

それとこれは関係がない(ある)

こちらも主張したい意見のイントロとしてよく使いますが、詳細を話す際や理由を話す際にも応用することができます。

It has something(nothing) to do (with 名詞) that~

with+名詞で簡潔に~と関係があるよ!と使えますし、またはthat節を使ってSVOを繋げていくことも可能です。

What he did in the past has something to do with present Japanese culture.

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彼が過去にしたことは今の日本の文化と関係しています!

個人的にこれはよく使いますが、話を展開していく上で便利な表現です。

最後に:IELTSスピーキングパート2は対策できる

スピーチと聞くとうわぁ…と感じる人もいるとは思います。

しかしテストの内容を分析し、頭に入れることで対策はできます。

IELTSスピーキングパート2で大事なのは

  • 沈黙を作らないで分かりやすく話す
  • 構文を積極的に使ってスコアアップ

の2つです。

ライティングではテンプレートや構成を頭に叩き込んでおけば対策はできますが、スピーキングの場合は口に覚えさせないと英語が出てきません。

インプット(記憶)したらアウトプット(定着)は英語学習の基本です。

多くのIELTS学習者は英語環境で勉強することができないのでどうしてもアウトプットが不足してしまいます。

しっかりと自分のテンプレートを組み立てたらアウトプットで記憶を定着させていきましょう。

IELTS対策のアウトプットならベストティーチャーがオススメです。

しっかりと使える英語を覚えてIELTSのスピーキングパート2を乗り越えましょう!

パート3も同様にまとめてあるので時間がある時にチェックしておきましょう。

スピーキングでの一番の鬼門です。

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