暗記のIELTSスピーキングは失敗します【6.0を取る勉強法】

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IELTSスピーキングの暗記学習をしているんだけど、このまま続けてもいいのかな。

このような疑問を解決します。

本記事の内容

  • 暗記学習に頼らないELTSスピーキング勉強法
  • 苦手なトピックの対処法

本記事の信頼性

この記事を書いている僕は、後述する勉強法でIELTSスピーキング7.5を取得。

現在はオーストラリアの企業で働いています。

この記事ではIELTSスピーキングの勉強法についてまとめていきます。

結論から言うとIELTSスピーキングの間違った暗記学習を今すぐに止め、自分の得意な話題について話せるように勉強しましょう。

理由としては下記の2つです。

  • 暗記学習ではトピックを絞りきれない
  • 暗記は様々なトピックに柔軟に対応できない

この記事を読むことで様々なトピックに絡めたスピーキングができるようになり、どんな問題が出るのかな…なんて臆病になることも解消できます。

目次

暗記がIELTSスピーキングにもたらす影響

いきなりですが軽くテストをしてみましょう。

ドイツという国に対してあなたの思う事は何ですか?

これを見た瞬間にスピーチをする事ができる日本人は多くないと思います。

暗記でIELTSスピーキングを乗り切ろうとしているとこの質問に答えられません。

  • ソーセージやビールが有名
  • サッカーが盛んな国

思い浮かぶアイデアとしては上記の2つくらいでしょうか。

IELTSスピーキングを暗記学習している人はここから話を広げられません。

使えるテンプレートを覚えていたとしても、基礎となるアイデアを思いつけないことには使いこなせないですね。

日本語でなら大抵の話題についていける理由

日本語で話す際は特に意識もしないで様々な会話をすることができると思います。

なぜかというと自分でも意識しないうちに膨大な情報をストックしているから。

代表的な情報源としては以下の4つでしょうか。

  • ニュース番組
  • バラエティー番組
  • YOUTUBE
  • スマホ

私達は様々な情報を知らないうちに得ています。

会話をする時には脳内に整理した莫大な量の情報から、シチュエーションに合わせて単語を選択し、引っ張り出すことで様々な会話について行けます。

例えば好きな音楽について会話をする際に私たちは日本語でこのように考えます。

STEP
好きな音楽

クラシックがすごい好き

STEP
なぜ好きなのか

小さい時にピアノを習っていたから

STEP
どのくらい好きなのか

休みの日には必ずピアノを弾くくらい好き

上記の例はクラシックですが、J-POPの例でも見てみます。

STEP
好きな音楽

J-POPが好き

STEP
なぜ好きなのか

テレビでよく聴くから

STEP
どのくらい好きなのか

毎回コンサートに行くくらい好き

自分の立場を示し、それに理由や結果も付け加えて話しますよね。

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J-popとかアイドルが好きでよく歌番組見るよ!あのアイドルは元々この歌番組に出演してたから知ったの!

元々は好きな音楽の話をしていましたが、この会話から歌番組の事アイドルの事についても関連付けて話ができるようになります。

さらにどれぐらい好きなのかを伝える際にはそれが直接趣味に関係してきます。

テンプレート暗記やトピック暗記は聞かれたことにのみしか対応できません。

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好きな音楽は何?

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J-popだよ!

これだとIELTSのスピーキングでは沈黙が続いてしまい、高得点を取ることができません。

IELTSスピーキングでのポイントは聞かれたことに対して

  • Why
  • When
  • Where
  • What
  • Who(Which)
  • How

を意識して付け加えること。会話が途切れ沈黙の時間が少なくなります。

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意識してるけどそもそも英語でなんて言うか分からないから喋れないんだよなー

という方も多いと思います。ではここからどんなトピックにも対応できる魔法のような英語勉強法を具体的に説明していきます。

IELTSスピーキングの勉強法はブレインストーミングを行うこと

ブレインストーミングとは莫大な情報を順序立てて整理する事。

英作文などを書く際にこのブレインストーミングを行うと読みやすい文章を書くことができます。

魔法の様な勉強方法とはこれをライティングだけでなく、スピーキングにも置き換えて勉強するという事。

自分に関連した事柄を整理する

では先ほどの質問を自分の得意な分野に絡めつつスピーチするポイントを紹介します。

ドイツという国に対してあなたの思う事は何ですか?

この質問になぜスムーズに返答できないのか。

それはドイツという国に関して自分の持っている情報が少なすぎるからです。

僕の場合、最初にこれを言われた際に思い浮かべるのは

  1. ビール
  2. ソーセージ
  3. ヨーロッパ

この3つの少ない情報のみでスピーキングを始めたとしても、スピーチできる内容はペラッペラ。

途中で100%詰まります。

トピックに対して関係していることで話を広げようとしても、自分の興味ない事しか想像できなくて全然回答になりません

というのも

  1. 僕はお酒が弱くてアルコールは全く飲みません!
  2. ソーセージは月に1回食べるか食べないか。
  3. ヨーロッパは一度も行ったことありません!

これだとなにも話せないですね。

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だったらドイツと自分の興味のある分野を無理やり繋げちゃえばいいじゃん!

というのが結論です。

僕の好きな事は

  • ナイトクラブ
  • 映画
  • 旅行

なので、これらの【キーワード×ドイツ】をネットで検索すると…

ナイトクラブ

ドイツではテクノミュージックが有名でたくさんの有名DJがいる。

ドイツ出身のDJでも特にZeddが好きでよく聞く。ってか毎日聞く。

映画

バックトゥザフューチャーが好きで、主演俳優のアーノルドシュワルツネッガーはドイツの隣の国のオーストリア出身

旅行

クリスマスマーケットに行ってみたいし、どうせ行くならお隣の国フランスにもいきたいなー!

このような感じで、興味のある事は意外とドイツに絡ませて話ができます。

そしてドイツの話だけではなく、テクノミュージックや映画の話、旅行の話にも簡単に繋げられますね。

徹底的に自分の興味のある分野を掘り下げていくことで、意外と知らなかった関連性が見えてきます。

どうやって掘り下げ、英語で話すのか

ここまで見て頂ければ、興味のない話にもついて行ける方法が分かったと思います。

ここからはどのように掘り下げて、英語で話せるようにするかを説明していきます。

関連する事を全て調べる

自分の興味がある事でもいいですし、好きな人でも構いません。

例えば先述したZeddというDJは…

ロシア生まれ、ドイツ育ちの1989年生まれです。音楽活動を始めたきっかけはフランスのジャスティスというグループに感銘を受けたからです。数々の賞を受賞して今では世界で最も有名なDJと言っても過言ではないでしょう。

とこのように説明できます。

wikipediaなどには更に詳しく書いてあるので、まずは日本語で細かくまとめましょう。

好きな色や食べ物、初恋の相手やお母さんの趣味…限界まで調べていきます。

そして情報を洗い出したら今度はそれを英語に直します。

日本語を英語に直すと…

Zedd was born in originally in Russia in 1989.When he was 4 years old,he moved to Germany.The reason why he started to play a music was French music director called JUSTICE inspired him.He has won a lot of prizes so far,and it is not too much to say that he is one of the most famous DJ around the world.

このような感じになります。

この際に意識することは自分が使えるようになりたい表現や言い回しをなるべく入れてつくる事

上のように比較的簡単な単語で作っても効果はありますが、難しい単語や言い回しをいれて覚えることで自然な使い方が身に付きます。

ここまで来たらあとは簡単。

何回も何回もこれを音読していきます。作った例文を最低でも50回は音読します。

50回終わるころには脳内にZEDDについての情報が刷り込まれ、またそれに関連する

  • フランスのジャスティスというグループ
  • ロシアはZEDDの生まれ故郷
  • 世界で最も有名なDJ
  • ドイツはZEDDの第二の故郷

という情報も頭にストックされていきます。

これらは下記のようなトピックにも活用することができますね。

  • 影響力のある人物
  • 会ってみたい人
  • 行ってみたい国

では最後にもう一度軽くテストをしてみましょう。

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ロシアという国に対してあなたの思う事は何ですか?

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えっと…ロシアは私の大好きなDJのZEDDという人が生まれた国です。

最後に:暗記でのIELTSスピーキングはオススメしません

IELTSのスピーキングでは不意に意図しない質問がされるという事が頻繁にあります。

  • 宇宙について
  • 世界情勢について
  • 安楽死について

なんてこともあります。

英語で会話を広げるという事を全く意識していないと、聞かれたことを答えるだけという感じになります。

英語を勉強し始めた人は様々な切り口から物事を見る、説明するという事ができないように感じます。

自分視点で話すだけでなく、様々なジャンルから自分の得意なジャンルに繋げられるように意識するだけでグッと高得点は近くなります。

まずは自分の好きなジャンルを整理し、それぞれ徹底的に掘り下げましょう。

すると不思議な事にたくさんの事が繋がり、様々な話題に対応できるようになります。

ピックに絡めた話し方を理解したら仕上げにIELTSのスピーキングで使えるテンプレを覚えていきましょう。

自分が実際に作った例文はIELTSのスピーキングを攻略する上で自分だけの立派なテンプレートになります。

IELTSスピーキングの対策とコツでは使えるテンプレをまとめています。

是非参考にしてみてください。

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