今の職場がきついから転職したいけど「転職失敗した」って話をよく聞くから悩む…。
転職で失敗する人には特徴があるよ!
こんな疑問を解決!
- 看護師が転職に失敗するのはどうして?
- もし転職に失敗したらどうしたらいい?
- 転職で失敗しない方法はある?
- 看護師転職サイトを使えば失敗しないの?
看護師は他の職種に比べて転職しやすい職業ではありますが、転職に失敗している人が多いのも事実。
私の周りの転職経験者からよく聞く不満は、
- 労働条件が悪くなった
- 給料の額が聞いていたのと違う
- 環境になじめない
- 人間関係が最悪
- 激務すぎ
- やりたい仕事内容ではなかった
などなど…。
せっかく勇気を出して違う職場に移ったとしても、こんな状態になるのは嫌ですよね。
私も転職経験者ですが、転職アドバイザーに相談して転職をした結果、年収アップに成功しました。
結論をいうと、転職で失敗しない為には以下の6つのポイントが重要になります。
- 余裕のある転職活動
- 情報収集
- 条件の確認
- 転職目的の明確化
- 優先順位の明確化
- 積極性
この6つのポイントを押さえて失敗しない転職をしよう!
こんな看護師は転職に失敗する【6つの特徴】
転職に失敗する看護師さんの特徴は以下の6つです。
- 退職日を決めてから転職活動開始
- 情報収集が足りない
- 条件の確認不足
- 周りに流されて転職
- 転職条件の優先順位を決めていない
- 転職アドバイザーに丸投げ
具体的な失敗例と失敗した理由・どうすれば良かったのかをみていきましょう。
退職日を決めてから転職活動開始
退職日を決めてから転職活動を開始。
希望の求人数が見つからず、退職日が迫ってくる焦りから1番早く内定が出た施設に就職。
労働条件が悪くなり、転職した事を後悔した。
転職活動に十分な時間が取れなかったこと=時間不足で焦った事で起きてしまった失敗です。
看護師の転職にベストな時期があります。
新しい職場へ入職したい時期から逆算して転職活動を始めることで回避できます。
在職中から余裕をもって転職活動をすることで、焦らずに新しい職場を探すことができるね。
情報収集が足りない
給与や福利厚生が良い求人情報を見つけ、年収アップを目指して転職した。
実際に入職したら、病院内の人間関係が悪く、離職率の高いブラックな病院だった。
結果として年収を上げるという目的は果たせましたが、病院の雰囲気や口コミなど内部情報を収集しなかった=情報収集不足のために起こった失敗です。
提示されている条件だけではなく、第3者目線の情報を得ていれば避けることができます。
転職アドバイザーや実際に働いている人からの情報は信頼できるよね。
条件の確認不足
公立病院からクリニックに転職。
ボーナスや休暇を取れるのが当たり前だと思っていたので、条件の詳細を確認しないまま入職。
休暇制度や保障が整っておらず、契約内容が記された書面ももらっていなかったため、交渉すらできなかった。
事前に詳細を確認しなかった=確認不足で起きた例。
大病院では当たり前だと思っていた福利厚生や雇用に関するシステムが小規模の機関では整っていないこともあります。
面接時に条件を確認し、書面に残してもらいましょう。
給与面など交渉しづらい内容は、転職アドバイザーに代理で交渉してもらうこともできます。
求人はいいことがたくさん書いてあるけど、直接聞いてみないと本当かわからないこともあるよね。
周りに流されて転職
看護師4年目になり同期が次々に転職。
周りの雰囲気に流されて、自分も転職しなきゃと思い特に目的もないまま転職した。
その結果、なんのために転職したのかわからず、モチベーションが保てない。
この場合は何となくという理由、つまり動機不足で目的もなく転職をしたことで結果的に後悔してしまった例です。
明確な理由や目的がない転職はおすすめしません。
あなたのキャリアを妨げたり単純にストレス要因を増やすだけです。
自分の目的が達成されたら、転職して良かったって思えるね!
転職条件の優先順位を決めていない
キャリアアップを目指した転職のつもりだったが、給与や待遇のいい求人に惹かれて興味のない分野に転職。
途中でやりたい業務内容でなかったことに気づき、再度転職を考えている
自分の中で転職に対する優先順位を理解していないこと=自己分析不足で起きた失敗です。
転職の際には、自分が変えたいポイントは何かを明確にする必要があります。(給与・福利厚生・職場環境・やりがい etc)。
自分を分析し、重要視する項目に優先順位をつけることで、転職してからのギャップを少なくし、不要な転職を避けることができます。
譲れない条件に順位をつければ後から後悔しないね。
転職アドバイザーに丸投げ
転職サイトを利用。アドバイザーに任せておけば安心と思い、勧められた場所に転職。
見学にも行かなかったので、イメージと実際の職場の雰囲気が違い自分と合わなかった。
転職アドバイザーに丸投げ=受け身の姿勢での転職活動です。
提案されるがままに話が進み、担当者と自分のイメージにズレが生じてたことで失敗してしまいました。
転職アドバイザーは提案をしてくれますが、実際に転職後に働くのは自分自身です。
やっぱり違った…と後悔をしないように積極的な姿勢で転職活動をしましょう。
実際に見学してみたらイメージが変わることもあるよ!
看護師の転職で失敗しない6つの方法
看護師が転職で失敗しない方法はシンプルです。
失敗する人と逆の事をして失敗する原因を取り除くだけです。
- 在職中からの転職活動
- 情報収集を徹底的に
- 提示された条件の確認
- 退職・転職の理由が明確
- 優先順位をしっかり決めている
- 積極的な姿勢で転職活動をする
在職中に転職活動開始
十分な転職活動の時間が取れないと、焦って失敗してしまいます。
在職中から転職活動を初め、転職先が決まってから退職しましょう。
仕事の合間を縫って情報収集なんて、時間が足りなくない?
看護師転職サイトに登録しておけば、自分の希望する条件の求人情報が見れるから、効率よく情報収集できるよ!
ネット上の莫大な情報の中から、希望条件にピッタリの求人を自分で探すのはとても時間がかかります。
その点、看護師転職サイトを利用すれば、希望条件に合った最新の求人情報をメールやLINEで受け取れるというメリットがあります。
おすすめのサイトは看護師転職サイトおすすめランキングで紹介しています。
情報収集は徹底的に
情報収集は転職活動をする上で、大切なポイントの一つです。
特に内部情報は、実際に働いている人でないと分かりません。
病院の求人情報には、悪い事は書いてないよね。
転職したい病院に知り合いが働いていれば、内部情報は聞けるけど、ネットで探すのは大変。
転職したい病院に知り合いがいない場合も、転職サイトを利用した内部情報の収集をおすすめします。
実際に見学を組んでもらうことも可能です。
提示された条件の確認
失敗例でも紹介したように、病院によっては雇用のシステムが整っていない場合もあります。
また、求人情報の条件と雇用された時の条件が変わっていることも考えられます。
入職してから問題に気づいても交渉に苦労するので、事前に労働条件はしっかり確認しておくことが大切ですね。
退職・転職の理由を明確に
以下のような明確な理由がない転職は、そもそもの目的がないので失敗する可能性が高くなります。
- 同期が転職したから私も⇒何のために転職したか分からない
- 同じ場所で働くのに飽きてきた⇒やっぱり前の方が良かった
- なんとなく辛いから辞めた⇒もっと辛くなった
なんとなくという理由なら、転職の時期は今ではありません。
- 給料
- 待遇
- 仕事内容
- 勤務時間
- 人間関係 etc
あなたが不満に思っている事を一度考えてみましょう。
求める条件や優先順位を決めている
年収100万UP、夜勤無し、有給消化率100%、超絶ホワイト病院、新しい分野に挑戦できるっていう求人ありませんか??
そんなの全部満たす職場はない!
現在の職場よりも「いい」条件で働きたいので、転職活動をしていると欲が出てしまいます。
ですが、希望する条件すべてを完璧に満たす求人はほぼないと考えましょう。
これだけは譲れない!という優先順位をつけないと、いつまでも決められないまま転職活動の時期だけが長引いてしまいます。
譲れない内容と妥協できるポイントをリストアップしましょう。
積極的な姿勢で転職活動する
提示されている条件を鵜呑みにしたり、提案されるがままに転職すると、後々後悔につながります。
自分自身が主体で転職活動を進めていれば、疑問点にすぐに気づくことができますよね。
第三者への相談と利用可能な手段を最大限に活用することが転職への成功を導いてくれます。
もし看護師の転職に失敗したらどうすればいいの?
転職に失敗したと感じたら、まず初めに失敗だと思う原因を考えてみましょう。
失敗の原因が一時的なものかそうでないのかで解決方法は変わります。
一時的な原因
- 新しい環境になじめていないためにストレスを感じる
- 親しい人がおらず、人間関係がうまくいってないと感じる
- 仕事やシステムに慣れていないのでうまくいかない
これらは新しい環境に慣れていないために起こる問題です。
新しい職場に入職したばかりの時は、自分のことで精一杯。他のスタッフとのコミュニケーション不足によって、相談ができず孤立していると感じてしまうこともあります。
今までと看護方針や処置の仕方などが変わるとストレス感じることもあるよね。
初めての転職や前の職場に長年勤めていた場合は特に、慣れたやり方を変えることにストレスに感じることもあります。
入職して日が浅いために起こる原因であれば、時間の経過によって解決する可能性があります。
転職自体が失敗だったと考える必要はありません。
一時的ではない原因
- 入職してみたら労働条件が違った
- 提示されていた給与がもらえなかった
など、提示されていた条件と現状が違っている場合のことです。
この状況ではまず、契約内容を再度確認しましょう。
提示されていた条件と実際が全く異なっている場合は、雇っている側に問題があります。
- 雇用条件が最初に提示されたものと違う⇒人事や総務に確認
- 仕事内容が違う⇒上司やリーダーと交渉
が必要になります。
この時に採用条件に関わる書類をもとに話し合うことでスムーズに行く可能性があります。
我慢したり諦めるのではなく、一度直接交渉してみよう!
やっぱり転職失敗だった…辞めるべき?
人間関係や雇用条件の問題がどうしても改善されない場合は、最終手段として再転職することになります。
- 前職の在籍期間が3ヶ月以下
- 複数回転職している(3年に1回以上のペース)
などの場合は、転職先にマイナスな印象を与えることもあります。
しかし最近では、転職回数より転職理由を重視する職場も増えてきています。
転職理由によってはネガティブな印象を与えることもないですし、面接対策をしっかりすれば再転職は可能です。
あまりにもひどい環境であれば無理に仕事を続ける必要はありません。
看護師の転職サイトを使えば転職に失敗しない?
じゃあ転職サイトに登録しておけば失敗しないんだね!
1つの看護師転職サイトだけだと、ちょっと厳しいのが本音…。
転職サイトは、転職を効率よく成功させるためのツールです。
人材紹介の会社は病院と直接契約しているので多くの情報をもっていますし、転職時の相談にも乗ってくれます。
とは言え、1つの転職サイトが出回っている求人全てを持っているわけではないですし、担当してくれるアドバイザーさんと相性が合わないこともあります。
ハローワークはどうなの?
ハローワークは公共の仕事紹介所です。
紹介所なので給与や待遇を交渉はしてくれません。
また、誰でも気軽に利用できるので、一般職を探している人はメリットを感じられるかもしれません。
しかし、専門職に関しては、ハローワークで扱っている求人数は少ないです。
病院側はいい人材だけを紹介して欲しいので、人材会社にお金を払っても依頼する事が理由です。
なるほど。ハローワークも求人はあるけど、転職サイトの方がちゃんとフォローしてくれるんだね!
任せっきりはダメだけど、ある程度のわがままを聞いてくれるのは転職サイトかな。
転職に失敗する看護師と成功の方法まとめ
転職に失敗する看護師の特徴と失敗しない6つのの方法を紹介してきました。
まとめ
これらが不足している看護師は転職に失敗する!
- 時間不足
- 情報収集不足
- 確認不足
- 動機不足
- 自己分析不足
- 自主性の不足
上記6つの不足を回避すれば転職成功に確実に近づきます。
転職で後悔しないために、役立つツールは最大限に活用したいですね。
目的をしっかり持って早めに情報収集から始めましょう。