髪の毛染めたいなー。どのくらいの明るさまでならいいんだろう?金髪はアウト?何かいいヘアカラーはないかな??
明るさの規定は、病院によるね!全てを金髪にはできないけど、グラデーションカラーなら結んで髪色を隠せるから明るくしたい人にはおすすめ!
看護師だからといって髪色を諦めるなんて、つまんなくないですか?
この記事がおすすめな人
- 実習などで髪の毛を暗くしないといけない
- 看護師だけど明るい髪色も楽しみたい
医療従事者はおしゃれを諦めなければいけない事が多々あります。特に白衣の天使のイメージが強い看護師さんは、
- 髪色は暗くあるべき
- ネイルやピアスなどの職務上必要ないものはしない
などのルールがあります。
そんなルールはありますが、オシャレを楽しみたいと思うのは女の子の基本。
できれば仕事に差し支えが無い程度にプライベートも仕事でも綺麗で可愛くありたいと思うのは当然ですよね。
これは、現役で看護師をしている方だけではなく、看護学生さんにも同じことが言えます。
いくら夢の為でも、実習のたびに髪色を真っ黒にするのはちょっぴりストレス。
私も学生時代はそんな風に思っていました。黒染めが足りず、明るい髪色のまま実習に行き、当然帰らされました。
働き始めてからも先輩や師長さんから注意されることがしばしば…。
昔の私のようにちょっとしたストレスを溜めないように、この記事では看護師として働きながら楽しめるオシャレな髪色についてまとめていきます。
月に1回は必ず美容院に行く美容オタクな私が、「もっと明るくしたい人は美容院でどのようにお願いすればいいのか」実際に担当の美容師さんに聞いてきました。
看護師が許されている髪色と明るさ
そもそも看護師の髪色はどのくらいまでが許容範囲なのでしょうか。
複数の医療関係団体によると、看護師としてふさわしい明るさの髪色は~6レベル、自然な色味ということになっています。
これは中学生・高校生が許される範囲の明るさで、実際に見るとほとんど黒に近い明るさになります。
この髪の明るさに関しては、職業ごとに何レベルまでならオッケーというのが大まかに決められているみたいです。
例えば、
- 中学生、高校生の場合⇒~6レベルまでの自然な色味
- OLさんの場合⇒~8レベルまでの色味は特に指定なし
- ファッション系の場合⇒ブランドイメージにもよるが~12レベルまで又は髪色自由
このように職業によってある程度の明るさの目安が決まっています。
文章で伝えても分かりづらいと思うので、ここからは明るさのレベル別で髪色の全体のイメージを見ていきましょう。
髪の明るさをレベル別に見てみる
まずは暗めの髪色、4~6レベルを見ていきましょう。
髪の毛全体で見ると、ここら辺の髪の明るさが4~6レベル程度。ほぼ黒に近い色ですね。
このレベルだと色味が綺麗に出ず、アッシュでもピンクでも茶髪っぽく見えます。これが多くの病院で規定されている髪色となります。
では次に7~9レベルを見ていきます。
髪の毛全体で見ると、このくらいが7~9レベル程度の明るさ。一般的に茶髪と言われるのはこのあたりの髪色です。
髪が柔らかく見えるアッシュ系などにもできる明るさですが、看護師として働けるかと言われたら微妙なラインです…。画像ではそこまで明るく感じませんが、結構アウトな職場が多いかも。
次に明るめの髪色、10~12レベルです。
結構明るくて看護師として働くなら間違いなくアウトな髪色。髪の毛全体で見ると、これが10~12レベル程度の明るさ。髪色はアッシュ系であれば比較的綺麗にでます。
この髪色で働いている看護師さんは、一般的な病院にはほぼいないでしょう。
では最後に12レベル~金髪です。
髪の毛全体で見るとこのくらいが12レベル~金髪程度の明るさ。光の加減や色味によっても若干変わるけどこれは金髪ですね。
ここまでの明るさがあれば、どんな色味のカラーでも綺麗に見えます。
トーン別に画像を見てきましたが、一般的に看護師として許容される髪色の限界は7~8レベルです。
美容師さんの経験からも8トーン以上の明るさにする看護師さんはあまりいないそうです。
美容室で看護師が髪色を伝える時に気を付けたい事
では看護師のできる髪色のレベルが分かったところで、
- カラーをする際に気を付ける事
- 美容室でどのように伝えたらいいのか
を見ていきます。
カラーチャートは暗く見えるので注意が必要
美容室でカウンセリングをしている際にカラーチャートを見せられて、「このくらいの明るさにしましょう!」と言われたとしても少し注意が必要です。
光の加減で見づらくて申し訳ありませんが、これがカラーチャートです。
カラーチャートの毛束は小さく、目の錯覚で実際の髪色よりも暗く見えるよ。そして、ヘアカラーは時間が経つにつれて色味が抜けて、徐々に明るくなるのも忘れないで!
以上の事を踏まえて、心配であれば希望の色味よりも少しだけ暗くするように伝えると安心ですね。
という事をまずは頭に入れておき、サロンでの仕上がりよりも1週間後は少し明るくなると思っておくと先輩などに怒られる心配は少なくなりそうです。
看護師の髪色は全頭カラーorグラデーションカラー?
最近では美容室でも様々なカラーリングを受けることができます。
一番ベーシックなカラーリングは、根元から毛先まで均一な一色にする全頭カラーリング▼
根元から毛先に行くにつれて徐々に明るくなるグラデーションカラー▼
全頭カラーはムラなく綺麗に染めることができるのがメリットですが、気を付けないといけない事があります。
それは、
根元から8レベルで染めてしまうとかなり明るく見えやすいという事。
全頭カラーをしたい人は根元の方だけ少し暗くしてくださいと言うと自然なカラーリングに見えるそうです。
美容師さんのオススメはグラデーションカラー
看護師にとって一番おすすめできるカラーはグラデーションカラーです。
グラデーションカラーとは根元から徐々に明るくなるヘアカラー。最近ではバレイヤージュやオンブレとも言うようです。
髪の長い看護師さんは、常に髪の毛を結んで働いていると思うので、根元から中間までが暗めで毛先だけ明るくても何とかなってしまいます。
ちなみに私の髪色もこのバレイヤージュというものにしてもらっていて、さっきの画像は私です。
先ほどの状態から3週間経った状態が以下のような感じで、色が抜けても根元の方は暗いけど中間から毛先は金髪という感じになっています。
それと必須なのがおだんごウィッグ。髪の毛を結んだ後に毛先の方にこのウィッグを付けることによって暗く見せることが可能です。
看護師1年目の時はグリーンの裾カラーだったので、私はこれでいつも毛先を隠していました。
美容室では「看護師で髪色の規則があるので、結んでも明るいところが見えないようにしてください」と言えば上手な美容師さんならきちんと対応してくれます。
看護学生が実習に行く際に気を付けたい髪色
看護師が働いていて髪色をうまく隠すのはできるんですが、看護学生にとって実習はとっても緊張する場所。隠すことが怖い…という方もいますよね。
そんな時によくありがちなのが、念のため市販の黒染めを使って真っ黒にするという事。
分かるか人もいるかと思いますが、これをやってしまうと再び明るくする際にブリーチをするしか方法がありません。
今後も髪色を楽しみたいのなら、市販のカラー剤は絶対に使用してはいけません。
手軽に買えて手軽に染められるけど、結局後々に払うお金や髪のダメージを考えると良いことはありません。
私が看護学生の時はこの黒染め→ブリーチの無限ループに見事はまり、毛先がお亡くなりになりました。ニッコリ。
ちなみに、看護師・看護学生のためピアスの隠し方についても紹介しているので知っておくと便利かもしれません。
看護学生が一時的な黒染めで使えるもの
学生の時黒染めを買うのを忘れた私は、家にあった墨汁を金髪の頭にぶっかけて、バッキバキの黒光りした頭で実習に行ったこともあります。でもやっぱり帰らされたのはいい思い出です。
こんなあほな方法で髪の毛を染めなくてもいいように、また将来明るくすることができるように一時的に黒に見えるカラー剤を使うのが得策ですね。
もちろん美容院で毎回カラーできればいう事なしですが、やはり高いですよね。
でも大丈夫。カラーシャンプーやカラートリートメントを使えば、短期間だけ暗くするということもできます。
【カラーシャンプー・カラートリートメントとは?】
シャンプーやトリートメントに色がついている物で、通常のカラーリングと違って洗えば洗うほど落ちていくものです。髪の表面に付着するだけなので、ダメージの心配は通常のカラー剤と違ってありません。
実習期間中だけ髪を暗く見せたいのであれば、実は白髪用のカラートリートメントが効果を発揮します。
本来であれば洗うたびに色が落ちてしまうというデメリットが、一時的に髪色を暗くしたい場合にはメリットになりますね。
カラートリートメントの種類はたくさんあるのですが、白髪染め用のものは変に髪色が明るく残ったりしない+髪の太い人でも染まりやすいのでおすすめ。
美容大手のPOLAさんからもカラートリートメントが発売されているのでチェックしてみてください。
カラートリートメントの使い方は簡単。
シャンプーをした後にタオルで軽く髪の水分をとります。
カラートリートメントを髪の毛全体につけて馴染ませます。
10分~15分放置したら流すだけ!
公式ページには5分と書いてありますが、念のために時間を長く置きましょう。
手で塗るとムラになる可能性もあるので、クシなどでカラートリートメントを伸ばしながらつけると良いですね。
もっと手軽に暗くしたいという方は、ネットで簡単に買える以下2種類の市販カラートリートメントがおすすめです。
黄色みの強い金髪に使うと、色が抜けた時に緑色っぽく仕上がることもあるので注意が必要です。
実習前にぶっつけ本番で使うのは怖いので、あらかじめどのくらい暗くなるのかを自分の髪でチェックしてから使おう!
後は失敗した時の保険として黒スプレーは持っておくと安心ですね。
使い方としては、髪の毛を結んでからスプレーするのが◎。オールバックのおだんごヘアーが一番簡単です。
最後に:看護師も看護学生も髪色を楽しもう!
今回は看護師、看護学生が楽しめる髪色についてまとめました。
ポイントをおさらいしましょう。
まとめ
- 看護師の基本的な髪色のレベルは6レベル(最高でも7~8が限界)
- 看護師におすすめのカラーはグラデーション(バレイヤージュ・オンブレ)
- 裾カラーならおだんごウィッグで隠せる
- 黒染めではなくカラートリートメント(おすすめは白髪染め用)を使う
看護師って髪色厳しそうって思う人や、実際に働いていてオシャレの制限にストレスが溜まっている方も少なくないと思います。
まずは職場での雰囲気や周りの先輩などの髪色をチェックしてから行動するのも◎。
▶▶ サロン専売アイテムならBEAUTY PARK
ただでさえストレスの多い職場。オシャレをしながら楽しい気持ちで乗り越えられますように!